ひまわりっちブログ管理者
こんにちは、園長のひまわりです。
保育士なら『質の高い保育』を追求すべきじゃないの?
結論
- 現状維持で満足している保育士
- 安月給を不満に思っている保育士
- 昔から保育業界にいる園長や主任
上記に当てはまる場合、質の高い保育を追求しなくなる。
つまり、「別に成長しなくてもいいよね!」
そう思っている保育士は、残念ながら一定数いるという事です。
先日、Twitterでも発信
複雑な気持ちですが、多くの共感を頂きました。
そこで今回は、質の高い保育を求めない保育士(園長・主任含む)のリアルを、詳しくお伝えします。
本記事を参考にすると…
保育業界で頑張っているあなたが、『意識が低い保育士』にイライラしないで対応できるようになります
さらに、質の高い保育のヒントを見つけることが出来ます。
せっかく保育士として、日々子どもや保護者と向き合っているなら、向上心をもって仕事に臨みたいものですよね!
そもそも保育士として大切な心構えを備えていないケースもあるので、以下の記事も参考にしてみて下さい。
質の高い保育とは?
子どもたちは遊びを通してさまざまなことを経験しながら学び、心、体、知、社会性が発達していきます。
したがって、子どもたちの発達を促すよい保育(=質の高い保育)を行うためには保育者の力量が不可欠であることから「保育の質とは、保育者の質」と言えるのです。
甲南女子大学 人間科学部 総合子ども学科 教授 上田 淑子先生 | 夢ナビ講義 | 夢ナビ 大学教授がキミを学問の世界へナビゲート (yumenavi.info)
『質の高い保育』の定義
みんなで一緒に考えよう。
質の高い保育を求めていない保育士
15年以上前は…
「質の高い保育は〇〇だ!」
そんな議論なんて、ほとんどありませんでした。
でもこれからの保育業界は、間違いなく≪質の高い保育≫が求められる時代になります。
国(厚生労働省など)にも、強く訴えていきたいもんじゃ
現状維持で満足している
- 保育士としての向上心がない。
- 今の保育に疑問を持っていない。
- アイデアが無くなんとなく保育をしている。
上記に当てはまる保育士は、『質の高い保育』を求めていない保育士と言わざるを得ません。
保育者の力量に差があるのは、仕方のないこと!
でも人それぞれ、自分なりに努力や学びを深めていくことは必要です。
子どものために、保護者のために、そして何よりもあなたの生きがいのために。
結論
質の高い保育とは、保育士自身が現状に満足せず向上心を持つことである。
安月給を不満に思っている
- 給料が安いんだからこれくらいでいいか。
- 給料に見合ったくらいに、ほどほどに頑張ればいいか。
- 頑張ったって給料が上がる訳じゃないしムダな努力なんていいや。
上記に当てはまる保育士は、『質の高い保育』を求めていない保育士と言わざるを得ません。
保育士は安月給
これは、否定のしようがない事実です。
安月給…
悲しいけど、あまり改善されないわね。
でもだからと言って、「これくらいでいっか!」みたいな感じで保育(子ども)と真剣に向き合わないのは、無責任と言わざるを得ません。
給料は確かにモチベーションにつながりますが、給料の安さを理由にテキトーに保育をすることは許されません。
結論
質の高い保育とは、給料の額に関わらず常に工夫や改善をすることである。
昔から保育業界にいる園長や主任
- 昔(昭和)は良かった。
- 今のままでも子どもは勝手に入園してくる。
- 時代が変わっても保育の考え方が変わる訳がない。
上記に当てはまる保育園(園長・主任)は、『質の高い保育』を求めていない保育園(園長・主任)と言わざるを得ません。
時代が変われば、保育への考え方も変わるんじゃ
昭和には昭和の考え方が!
平成には平成の考え方が!
令和には令和の考え方が!
保育業界も質の高い保育を追求していくために、その時代に合った考え方にアップデートしていく必要がある。
古き良き時代を全て否定
そんなつもりはないぞっ
結論
質の高い保育とは、保育園側が柔軟に時代のニーズに合わせることである。
余談ですが、あなたの保育園にも「ここが変だよ」という慣習ってありませんか?
質の高い保育を求めない保育士に≪イライラ≫しない方法
- もっとやる気を出してもらわないと困る
- なんであの人は、テキトーに保育をするんだ
あなた自身に向上心があり、質の高い保育を追求するために努力していると自負している場合…
モチベーションが低い保育士を見ると、腹が立つことってありますよね!
そんな時は、以下の方法を試してみて下さい。
気にしない(相手にしない)
人は人・自分は自分
この考え方を取り入れることが出来れば、あなたの気持ちが少しだけ楽になります。
でもこの考え方は、チームとして保育をする場合、あなた自身のモチベーションが下がる可能性があります。
あくまでも一時的な対応だぞっ
一緒に学びを深める
質の高い保育を求めていない保育士の特徴として、
- 何から始めたら良いか分からない。
- どうやって学んだらいいか分からない。
そんな保育士がいることも事実です。
つまり、悪意なく悪気なく現状に甘えているパターンです。
そんな時は、あなたが先導役となって、一緒に学びを深める機会を作ってみて下さい。
きっとあなたの熱意が伝わり『質の高い保育』をチームで目指していくことが出来るはずです。
学びたくない( ゚Д゚)
そう思っている保育士もいるわよね!?
そんな時は残念ながら、最初にお伝えしたやり方(気にしない・相手にしない)で一時的に対処して下さい。
辞める
熱量とか熱意とか、そもそもやる気とか…
人それぞれ温度差があるのは仕方のないこと。
でも、あまりにも差がありすぎると、一緒に働くこと事態がストレスになってしまいますよね!
さらに、チーム(保育園)全体のモチベーションが低い場合だってある。
あなたの1人の力では、どうすることも出来ないよなっ
そんな時は、潔く≪辞める≫という選択肢を選んで下さい。
「なんで、一生懸命やっている自分が辞めなければいけないんだっ」
そんな歯がゆい思いがあるかもしれません。
それでもまずは、≪辞める≫という選択肢をポジティブに考えて下さい。
『質』を追求しようとしない保育園に身を置いていても、あなたの保育士人生がムダになるだけじゃよ。
保育士が年度途中で辞めたいと思っても、それは決して無責任なんかではありませんよ。
質の高い保育を求めていない保育士っているの?まとめ
結論
- 現状維持で満足している保育士
- 安月給を不満に思っている保育士
- 昔から保育業界にいる園長や主任
上記に当てはまる場合、質の高い保育を追求しなくなる。
一言に保育士といっても…
色々な考え方の保育士がいて、人それぞれモチベーションも全然違うわよね。
さらに…
保育士を一生の仕事と考えているのか。
なんとなく今だけの仕事として捉えているのか。
上記の考え方の違いでも、保育の質に対する考え方は変わってきます。
残念な事実ですが、『質の高い保育』を求めていない保育士は一定数存在します。
だからこそ、あなたが今置かれている環境(保育園)の仲間たちがどうなのかを、この機会に見極めてみて下さい。
そして、あなたの考えやモチベーションに合っている環境(保育園)なのかを判断して下さい。
あなたの『心』と『体』、そして『人生』をムダに消耗しないためにも。
もし万が一、あなたと価値観が合わない保育園に身を置いているなら≪辞める≫ことを選択肢の1つとして視野に入れるのもありですよ。
保育業界の常識は、往々にして世間一般の非常識の場合が多いと思います。
なんとなく今の働き方や働いている環境に不安や疑問があるなら、以下の記事を参考にしてみて下さい。
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