ひまわりっちブログ管理者
こんにちは、園長のひまわりです。
そもそも、できる or できない保育士の定義ってナニ?
できる or できない
そんな定義、本来存在しないんじゃよ。
結論
できる・できないで保育士を評価することは間違っている。
理由
できる・できないは、評価する人の主観(好き嫌い)でしかないから。
根拠
中立・公平・適切に評価できる人間(園長や主任)なんて存在しない。
乳児クラスの大変さを知ってほしくて、Twitterでも発信。
そこで今回は、仕事ができない保育士【乳児クラス問題】のリアルを、詳しくお伝えします。
本記事を参考にすると…
常識では考えられない保育業界の闇を知ることが出来ます。
さらに仕事(保育)が、
- できる
- できない
問題で悩んでいる(苦しんでいる)あなたの『心』を、少しだけ軽くするお手伝いが出来るかもしれません。
保育で大切にすべき事を学ぶなら、とにもかくにもまずは保育所保育指針を読んでみましょう。
仕事ができない保育士【乳児クラス問題】
にわかには信じられませんが、Twitterを通して明らかになった保育業界の悲しい現実をご紹介します。
そもそも、できない保育士【乳児クラス問題】ってなに!?
仕事(保育)ができない保育士は、『乳児(0~2歳児クラス)の担任にする』という意味不明な問題じゃ
!!!
乳児クラスが軽視されているってことかっ
未満児も以上児も大切。
そんなこと、言うまでもないんだけどね。
マウント発生
「マウントをとる」とは、相手よりも上のポジションをとり、優位性を自慢したり威圧的な態度をとったりすることです。
自分が優れていることを、相手に認めさせたい人が、資産や社会的地位、子どもの学校などを自慢します。
この自慢により、自分が優れていることを認めさせ、優位に立とうとするのです。
「マウントをとる」とはどういう意味?マウンティングする人の心理&会話の特徴を解説 | Smartlog
幼児(以上児)クラスの担任が偉くて、乳児(未満児)クラスの担任の立場が下。
そんな意味の分からない現象が、保育業界の一部で起こっています。
まるで、幼児クラスの方が重要で、乳児クラスを軽視しているかのような考え方。
担任を決めるのは、園長です。
その園長が万が一にも、幼児クラス担任と乳児クラス担任で差をつけているようなら、園長としてかなり問題あり。
先輩の態度が急変
今までは優しかった先輩保育士なのに、後輩が幼児クラス担任なった瞬間に態度が急変する!
なんで、そんなことが起こるのかしら?
幼児クラス=仕事ができる
この考え方が、その保育園に根付いているからじゃ
つまり、幼児クラス担任になった後輩は、乳児クラス担任の自分よりも仕事ができると周りが認めたという勘違い。
客観的に見ると、あまりにもくだらない話のように聞こえますが…
きっとそんなブラック保育園で働いている保育士は、かなり苦しんでいるはず。
サボれるから乳児
- 複数担任の乳児クラスは、サボれる
- 1人担任の幼児クラスは、サボれない
だからサボれない幼児クラスは、仕事(保育)が出来る保育士が担任を受け持つ。
もはや『子ども主体』なんて考え方を、100%無視している状態!
お金をもらって働いているのに、サボるとかあり得ないっ
新卒は未満児クラス
新卒は、
- 保育ができない
- 書類を書くのも遅い
- 保護者対応もできない
だから、複数担任の乳児クラス。
≪新卒をサポート≫するという意味で、乳児クラスの担任にするなら理解できます。
でも、仕事(保育)ができない新卒を監視するという目的があるなら、その考え方は間違っています。
新卒は、右も左も分からない。
だからこそ、みんなでサポートしてあげないとね。
赤ちゃんは話せない
そんな理由で、新卒を乳児クラス担任にするケースもあるらしい。
そんな話が仮にも事実なら、あまりにも闇が深すぎる…
ピアノが絶対的な基準
仕事(保育)が、できる or できないの基準として、
ピアノ
これが、絶対的な基準になることがあるようです!
確かにピアノは、保育士にとって大切なスキルの1つではあります。
でも、ピアノが弾けない保育士が、イコール仕事ができない保育士になるはずがありませんよね。
僕はピアノが弾けません( ゚Д゚)
クレームを受けたら降格
保護者からクレームを受けたら、乳児クラスに降格!
この考え方は、全てが間違っています。
そもそも乳児クラスになることが≪降格≫という判断基準が間違っている。
さらに、保護者からクレームを受けたら、そのサポートをするのは園長や主任の役割。
保育士一人だけの責任して、≪罰≫を与えるような保育園ならブラックであると言わざるを得ませんよね。
保育士を辞めたい原因が保護者にあり、さらに園長や主任が守ってくれないなら、働く環境を考えないとあなたの心と体が壊れてしまいます。
≪チーム保育≫仕事ができない保育士問題は『悪』
保育は、チームで行うものです。
たった1人だけのカリスマ保育士だけの力で…わずか数人だけの力だけで…
保育園に通っている子どもたち全員の≪安心≫≪安全≫を守ることなんて出来ません。
園長には、園長の役割がある。
保育士には、保育士の役割がある。
栄養士には、栄養士の役割がある。
看護師には、看護師の役割がある。
新卒・中堅・ベテランには、それぞれの役割があるんじゃ
Twitterを通して発覚した、できない保育士【乳児クラス】問題には、とても驚かされました。
- そんな保育園が実在するのか
- そんな考えを持っている園長がいるのか
質の高い保育が求められる時代です。
- 乳児クラスには、乳児クラスの難しさや大変さがある。
- 幼児クラスには、幼児クラスの難しさや大変さがある。
だからこそ、園全体が1つのチームになり、それぞれの役割に誇りと自覚と責任感を持ち、丁寧に保育をしていきたいとものです。
仕事ができない保育士【乳児クラス問題】まとめ
結論
できる・できないで保育士を評価することは間違っている。
理由
できる・できないは、評価する人の主観(好き嫌い)でしかないから。
根拠
中立・公平・適切に評価できる人間(園長や主任)なんて存在しない。
担任選びで大切なことは、
- 保育士一人ひとりの得意・不得意を見極めること
- 担任を決めた園長は、1年間で起こる全ての出来事に責任を持つこと
- 園長が0~6歳児まで発達の連続性が、いかに大切かを保育士と共有すること
できる or できない
そんな単純で短絡的で、しかも根拠にかけるような判断基準でクラス担任を決めている保育園が令和の時代に存在しているなら…
ブラック保育園
そう言わざるを得ません。
もしあなたが、今現在そんな保育園で働いているなら転職か退職を選択肢に入れておきましょう。
1年間、担任をやり通すことは確かに大切ですが…
まずは、あなたの『心』と『体』そして『人生』を1番大切にしてあげて下さい。
もしあなたが今いる環境で輝けていないと感じるなら、以下の記事を参考にしてみて下さい。
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