ひまわりっちブログ管理者
こんにちは、園長のひまわりです。
保育士の一斉退職って、無責任なのかっ!?
結論
- 年度途中で辞めても
- 保育士が足りないのに辞めても
- 行事前などの忙しい時期に辞めても
保育士の一斉退職は無責任ではない!
理由
保育士は、日々誠実にマジメに一生懸命働いているから。
つまり、大切な保育士の『心』と『体』と『人生』を守るのは園長の責任&義務。
Twitter(X)でもたくさんの共感を頂きました。
無責任なのは園長
多くの保育士は、責任を果たそうとしている。
そこで今回は、保育士の一斉退職が無責任ではない!理由について、詳しくお伝えします。
ニュースでも報道されている『保育士の一斉退職』についても触れていきます。
本記事を参考にすると…
あなたが日々葛藤している「辞めたら無責任なの?」という不安と疑問を解消することが出来ます。
保育士の一斉退職
無責任なんかじゃないわよ!
モンスター園長やブラック保育園で働いていたら、保育士が一斉退職するのは当然のことですよね。
保育士一斉退職は無責任?
結論
無責任なのは園長(保育園)です。
保育士の一斉退職がニュースなどで報じられると、
「保育士なのに無責任だ」
そんな意見が出ます。
控えめに言っても、無責任なのは園長(保育園)ですよ。
保育士の一斉退職!
園長失格じゃ
年度途中の退職
- 年度途中で辞めたら無責任
- クラス担任を持ったら1年間は続けるべき
そんな常識が保育業界にあります。
それらはあくまでも健全な環境ならって話ですよ。
- 差別をする
- 理不尽ばかり
そんな不健全な状態(環境)を園長が放置しているのに、「1年間辞めずに働け!」なんて無責任の極みです。
不健全な状態なら、年度途中で一斉退職しても無責任じゃないぞっ
忙しい時期に退職
- 発表会前に退職なんて裏切り
- 運動会前に辞めるなんて非常識
そんな目には見えない意味不明な縛りが、一部の保育園にあります。
そもそも健全な環境なら、忙しい時期に辞めようとなんて思う保育士はいないはずですよね。
≪健全な環境≫を作り上げるのは、園長や主任など管理職の役目。
つまり、園長が保育士に対して≪忙しい時期なのに辞めたいと思わせてしまっている≫なら、それは100%園長(保育園側)の責任です。
保育士の一斉退職を阻止したいなら、園長が良い雰囲気づくりに力を注ぐべきね。
不健全な状態で保育士の『心』と『体』が酷使されているようなら、無責任なのは100%園長じゃ
人手不足なのに退職
2023年現在、確かに保育士不足は深刻な問題だと思います。
でも保育士不足の責任は、100%保育園側にあるよなっ
つまり、人手不足を理由に保育士の一斉退職を引き留めるなんて理不尽の極みです。
健全な状態なら離職率は低いはず。
例えば、保育士が年度途中で転職するのは悪とか、そういう意味不明な常識が一部のブラック保育園ではあるらしい…
≪事例検証≫保育士の一斉退職は、本当に無責任なのか?
- 給料の未払いや遅延
- 改善されない労働環境
- ハラスメント(パワハラ等)
劣悪な環境にもかかわらず、保育士の一斉退職を保育士側の責任にされるなんてあり得ませんよね!
静岡県浜松市・某保育園
概要
保育士ら18人が、前園長夫婦のパワーハラスメントなどを理由に退職届を出した問題
- 子どもや保護者の前で保育士を罵倒
- ミスした保育士をADHDと決めつける
- 妊娠中の保育士がつわりを訴えても無視をする
- 金品を渡し保育士の行為を思い通りに誘導しようとする
こんなに劣悪な環境でも、保育士の一斉退職が無責任だと言えますか?
結論
保育士は被害者であり、一斉退職は無責任ではない。
東京都世田谷区・某保育園
概要
賃金の未払いで保育士が退職。閉園。
- 残業代未払い
- 休憩が取れない
- 慢性的な給料の遅れ
- 残業代や土曜手当の支払いナシ
さらに、保育園の環境改善を保育園が長らく怠っていた。
さらにさらに保育園の経営者は、人員の配置基準や子どもの定員を守らない。
上記のような状態に保育士たちは抗議していたが、改善されることはなかった。
こんな保育園は異常!
そう言わざるを得ないよなっ
結論
保育士は被害者であり、一斉退職は無責任ではない。
保育士の一斉退職を回避すべし!無責任な園長の言い訳と原因
「私なりに頑張っていた」
「そんなつもりはなかった」
「昔から同じようなやり方だった」
「保育士と向き合っているつもりだった」
「保育士がグルになって話を聞いてくれなかった」
無責任な園長の言い分は、聞くに堪えない言い訳ばかりです。
そもそも保育士の一斉退職が起こる前に対応しなければいけないし、万が一そんな事が起こってしまったら潔く事実を認め、心から謝罪し、現役を退くべきです。
保育士が一斉退職をするまでの過程を考えれば、
退職するかどうか、葛藤をしているはずだよね。
保育士の一斉退職が起こる原因【ハラスメント編】
何度もお伝えしていますが、保育士一斉退職の責任は園長(保育園)側にあります。
その1つが、ハラスメントで保育士を苦しめる極悪園長の存在。
- セクハラ
- パワハラ
- モラハラ
自覚があるのか、はたまた自覚すらないのか。
当たり前のようにハラスメントを繰り返す園長が、令和の時代にも存在するから驚きを隠しきれません。
園長だからこそ、自分のことは自分で律するべきじゃ
保育士の一斉退職が起こる原因【劣悪の労働環境&待遇編】
- 安月給
- サービス残業
- 持ち帰り仕事
これら全て保育業界の常識なんだから、保育士が従うのは当たり前!
長く園長をやっている人から、実際に聞いたことがある衝撃的な言葉!
給料が安いのは国の制度を考えると、保育園だけの問題ではないかもしれないけど…
サービス残業とか持ち帰り仕事、さらに物品の自腹購入は、どう考えても常識なんかじゃありませんよね。
理不尽が続けば、保育士が一斉退職しても仕方ないよなっ
世間一般の非常識が、保育業界では常識として扱われる。
保育士に対して「一斉退職は無責任だ!」と責め立てる前に…
ナゼ保育士の一斉退職が起こるのか?
目をそらさずに、考えていきたいものね。
保育士一斉退職は無責任?まとめ
結論
- 年度途中で辞めても
- 保育士が足りないのに辞めても
- 行事前などの忙しい時期に辞めても
保育士の一斉退職は無責任ではない
さらに、保育士が一斉退職をするまでに至る過程には、園長(保育園側)に大きな問題があるケースがほとんどです。
健全な状態なら、保育士が一斉退職をするはずないわよね。
逆に言うと≪不健全な状態≫を放置する園長がいるから、保育士の一斉退職が起きるわけです。
もし今あなたが勤めている保育園の状態が≪不健全≫なら…
『心』と『体』と『人生』が壊れる前に辞める(退職・転職)という選択肢を視野に入れましょう。
ちなみに、年度途中の結婚や年度途中の妊娠を心から祝ってくれない保育園は、ブラック保育園の可能性大です。
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