ひまわりっちブログ管理者
園長のひまわりです。
「保育士スキルアップ講座」の第5回では…
- 声かけ
- 一斉保育
- みんな一緒
一昔前の保育
昭和的発想の保育
園長の偏ったこだわり保育
あなたが直面している保育の疑問や問題で悩んでいる方は、これからの保育のヒントになるはずです。
「保育士スキルアップ講座」
第4回のチェックも忘れずにね!
声かけ&一斉保育&みんな一緒「保育士スキルアップ講座」
【第5回・保育士スキルアップ講座】
- 声かけ
- 一斉保育
- みんな一緒
上記3つをピックアップしていきます。
声かけ
先日、以下のツイートをしました。
【前提】
声かけは、子どもと保育士の大事なコミュニケーション手段の1つ。
あなたの声かけが、子どもにとって…
- 迷惑
- 不要
- 邪魔
こんな感じに[color color=””]一方通行なコミュニケーション[/color]になっていると考えたことはありますか?
「なにやってるの~」
「すごく上手だね~」
「〇〇はこうやった方がいいよ~」
決して悪気がある訳ではないのよね!
でも、あなたが良かれと思っている声かけが、実は子どもの迷惑になっている!
マジかよっ!
でも、あり得るかもな。
- 沈黙が怖いんです。
何か声をかけないと、ボーっとしてるだけだと思われそうで! -
特に、1~2年目くらいの保育士が感じやすいのかもしれませんね!
先輩保育士の目が気になって、意味なく必要以上に子どもに声をかける。
その気持ちすごくよく分かります。
でも、大丈夫!
子どものことを見守っていれば、必要以上に声かけをしなくても、ちゃんと保育をしていることになりますよ。
結論
声かけは大切。
でも、沈黙を恐れて必要以上に声かけをするのは控えるべし!
一斉保育
一斉保育の全てが、決して悪いわけではないけど…
【前提】
一斉保育が主流だったのは、一昔前のはなし。
20人の子どもがいれば、20人の子どもの思いや考えがある。
当たり前ですが、
- まだ遊び続けたい子
- まだお腹が空いてない子
- まだ布団に入りたくない子
子どもは子どもなりの考えで、今を一生懸命生きていると思います。
「まだ〇〇したい!」
これは、子どものわがままではないんじゃよ!
「××したい」
これは、子どもが主体的に考えている証拠よね!
- 保育士が足りない。
どうしても≪みんな一緒≫じゃないと保育が出来ません。
仕方ないですよね? -
気持ちは、すごく良く分かります。
一人ひとりに寄り添って、子どもの思いを尊重して、時間をかけて丁寧に関わる!
でもそれって、人手と労力が必要ですよね。
だから、まずは出来ることからで大丈夫です。
1日のうち、数十分でも1回でも…
保育士として、『子どもの思いに寄り添おうという気持ち』を持ち続けることが大切なのではないでしょうか。
結論
出来ることから、コツコツと!
急には変えられないかもしれないけど、子どもの気持ちを尊重しようとする心持ちが大切。
みんな一緒
なんでもかんでもみんな全部一緒!になっていませんか?
【前提】
みんな一緒が、決して悪いわけではない。
でもそれは、時と場合による。
大人だって、一日中誰かとずーっと一緒いると息が詰まりますよね!
それはきっと、保育園に通っている子どもだって同じだと思います。
「たまには、1人で遊びたいな」
もしかしたら、そんな思いを持っている子どもがいるかもしれません。
クラスという≪輪≫から外れたい!
そんな時だってあるよなっ。
保育園の中で生活リズムを整えたり、集団生活の大切さや難しさを学ぶことは大切です。
でも、そればかりに偏ってしまわないように注意が必要!
結論
子どもだって1人になりたい時がある。
子どもが1人になれるパーソナルスペースを用意すべし!
【第5回】「保育士スキルアップ講座」まとめ
【第5回・保育士スキルアップ講座】
- 声かけ
- 一斉保育
- みんな一緒
上記3つをピックアップしました。
令和の時代、多様性が頻繁に叫ばれるようになりましたよね。
「個性を尊重しましょう」
すごく大切なことよね!
でも、保育園の中で一人ひとり全ての思いを尊重するのは難しい。
保育業界には、昔からある慣習があるんじゃ
良くも悪くも!
昔は「みんな一緒」が当たり前!
でも今は昔に比べると『個』を大切にする時代。
『質の高い保育』が求められるようになったのも、実はここ数年の話。
園長や主任はもちろんのこと、現場の保育士も改めて保育所保育指針を見直し、保育の質を高めていけるようにしましょう!
保育スキルアップ講座全5回!
もちろん無料だよ(笑)
「保育士スキルアップ講座」が、あなたの保育園で実践していること、あなたが今まで常識だと思っていたことを客観的に見つめなおすきっかけになれば幸いです。
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