ひまわりっちブログ管理者
園長のひまわりです。
「保育士スキルアップ講座」の第3回は?
- おもちゃ
- 嫌なこと
- 連携プレー
子どもには子どもの思いがあり!
保育者には保育者の思いがある!
日々の保育で「上手くいかない」
って、悩んでいる方は…
これからの保育のヒントになるかも!
「保育士スキルアップ講座」
第2回のチェックも忘れずにね!
おもちゃ&嫌なこと&連係プレー「保育士スキルアップ講座」
【第3回・保育士スキルアップ講座】
- おもちゃ
- 嫌なこと
- 連携プレー
上記3つをピックアップしていきます。
おもちゃ
先日、以下のツイートをしました。
【前提】
おもちゃは発達と遊びを促進する。
まさか1年中、同じおもちゃを保育室に出していませんよね?
春夏秋冬
子どもの発達
子どもの興味
日々、刻々と変わっていきます。
つまり、日々刻々と変わっていく様子を保育士が敏感に捉え、定期的におもちゃの入れ替えを行う。
ボーっと保育をしていると、子どもや季節の変化に気づけないぞっ!
- 既製品のおもちゃより≪手作りおもちゃ≫の方が、やっぱり子どもには良いんですか?
-
既製品でも、手作りおもちゃでもどちらでも問題ありません!
「手作りの方が、温かみがある」
「手作りの方が、思いが込められている」
確かに一理あると思いますが、だからと言って手作りおもちゃでなければダメ!ということは決してありません。
仮に手作りおもちゃを作るなら、まずは≪保育士の負担≫を考慮して下さい。
既製品は、手作りおもちゃに劣る
この考え方は、あまりにも短絡的すぎます。
勤務内で保育士の負担にならない程度!
これなら、子どもの為に手作りおもちゃを作ってあげたいよね。
- 音がなるおもちゃなどは、≪子どもの主体性≫を奪うから使うな!
そんなことを言われたことがあります。
やっぱり使わない方がいいのでしょうか? -
使い方次第です。
確かに音が出るおもちゃは、子どもが受け身(受動的)になる傾向があるかもしれません。
でも極端な話、そのおもちゃを一日中使って保育をするなんて事はありませんよね!
保育園によって考え方や環境が違うので、何が正しくて何が子どもにとって好ましくないのかは、都度検討と工夫するのがいいのではないでしょうか。
結論
一人ひとり各クラスごとに、適切なおもちゃは異なる。
保育士は、観察眼を養うべし!
嫌なこと
まさか、子どもばかりに我慢させていませんよね?
【前提】
子どもでも大人(保育士)でも、やられて嫌なことはイヤ。
- 急かす
- 必要以上に待たせる
- やりたくないことをやらせる
まさか、上記のようなことを無意識のうちにやっていませんか?
しかもそれが、当たり前になっていませんか?
こんなことをやられた時の気持ち…
大人なら理解できるはずじゃ!
理解しているけど、忙しいから仕方ない(汗)
気持ちは分かるけど(*_*)
それって、いい訳だよなっ!
現場では、1人の保育士が数人・数十人の子どもを保育している。
だからかなり忙しいし、1日中落ち着く時間がないのも重々承知しています!
それでもなお、あなたがやられて嫌なことを子どもに強いるのは間違っています。
今日から少しずつ意識できるといいね!
連携プレー
連係プレーが華麗すぎて、子どもを置き去りにしていませんか?
【前提】
保育士間の連携プレーは大切。
でも、機械的になっているならNG
- 時間ばかり気にする
- 効率ばかりを求める
- 合理的に保育を≪回そう≫とする
結果、保育士の連係プレーは華麗だけど、子どもの気持ちや思いに寄り添えていない!
これでは『大人主体の保育』と言わざるを得ない!
一見すると保育が上手く≪回って≫いたり、スムーズに≪流れて≫いるように見える。
でも、その連携がただの≪流れ作業≫になっているなら、即やめるべきです。
結論
保育はチームプレーが大切。
でもそれと同じ以上に大切なことは子どもの心に寄り添うこと!
【第3回】「保育士スキルアップ講座」まとめ
【第3回・保育士スキルアップ講座】
- おもちゃ
- 嫌なこと
- 連携プレー
上記3つをピックアップしました。
保育士さんって、すごく忙しいよね。
でも、大切にすべきことを見失わないように!
今までの当たり前を見直すことで、今よりもっと保育が楽しくなるはず。
でもそれは、あなた1人の力ではどうにもならないことってありますよね。
質が高い保育を求めていない。
そんな保育士さんて、実際にいるのよね!
ここまでお読み頂いたあなたは、きっと保育という仕事に誇りを持ち、葛藤や辛いことがありつつ、でも頑張っている!
陰ながら応援してるぞっ!
「保育士スキルアップ講座」が、あなたの保育園で実践していること、あなたが今まで常識だと思っていたことを客観的に見つめなおすきっかけになれば幸いです。
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