
ひまわりっちブログ管理者
園長のひまわりです。
「保育士スキルアップ講座」の第2回では…
- ルール
- 呼び方
- 寝かしつけ
昔ながらのルールで、しかも子どもを呼び捨てにしていて、さらに寝かしつけも強引!
例えば、こんな保育をしているならこの記事が、これからの保育のヒントになるはずです。
鼻水を拭く時に、子どもの許可を得ていますか?
着替えを手伝う時に、子どもから同意を得ていますか?
ご飯を食べる時に、大人の都合で食べる順番を決めていませんか?
無言で機械的な援助・・・
当たり前ですけど、大人(自分)がやられて嫌なことは、子どもにもやったらダメですよ。
— ひまわり🌻園長(保育士)の本音 (@himawari_hoiku) July 27, 2021

大切にしようね!

第1回のチェックも忘れずにね!
ルール&呼び方&寝かしつけ「保育士スキルアップ講座」
【第2回・保育士スキルアップ講座】
- ルール
- 呼び方
- 寝かしつけ
上記3つをピックアップしていきます。
ルール
先日、以下のツイートをしました。
【 保育園のルール 】
園児全員が、決められたルールの中で過ごす。
これはこれで、ある意味必要だし、大事だと思うけど…
少しでもルールから逸脱すると、とにかく厳しく怒られる。
それが例え、何歳児クラスだったとしても!
子どもが『ナゼそうしたのか』をもっとちゃんと考えてあげたい。
— ひまわり🌻園長(保育士)の本音 (@himawari_hoiku) August 21, 2022
【前提】
ルールは大切。
でもそれが子どもの主体性を縛るものではあってはダメ。
集団生活の中では、ルールや約束は必要です。
でもそのルールがあまりにも厳しくなり過ぎていませんか?
- 〇〇したらダメ
- △△を守れないと怒られる
- ××歳はあれもこれも出来なければいけない

子どもにだって思いがあるんじゃよ!

厳しく怒られる子ども!

だよなっ!
まずは、保育園に存在しているルールが…
- 大人都合ではないか
- 時代遅れになっていないか
- 子どもの主体性を無視していないか
これらを見直す必要があります。
あなたの立場上、ルールに手を加えたり、異論を伝えることが難しいなら…
あなた自身が、そのルールに納得できるかどうか!で判断しましょう。

そんなルールがあるなら、ポジティブに転職を考えるでちゅ!
【結論】
ルールを決めるなら子どもの意見も取り入れつつ、柔軟性と臨機応変さを忘れずに。
呼び方
まさか≪呼び捨て≫なんてしていませんよね?
【呼び方】
「チューリップ組さ〜ん」
「ライオン組のみんな〜」
決して間違った呼び方ではないですよね。
でも、個を尊重し大切にしていきたいなら・・・
「○○組のたかしくん」
「◇◇組のけいこちゃん」
こんな感じで、個人名を読んであげるといいかも😌
部屋に入るときや片付けの時に👍
— ひまわり園長🌻元・社畜保育士 (@himawari_hoiku) July 21, 2020
【前提】
子どもにも人権があることを理解する。さらに一人ひとりを大切にする。
一昔前は…
- 呼び捨て
- 斬新なあだ名
何の疑問も持たず、当たり前に使われている時代がありました。
でも、ダメですよ!

賛否両論あると思うけど、僕の保育園では原則禁止!
基本的には、保護者の方の思いを尊重します。
でも、なかには保育者が呼ぶべきではない呼び方を要望されることがあるのも事実・・・
そんな時は、園の方針を伝え、原則は〇〇くん・△△ちゃん・◇◇さんで呼ぶことを丁寧に伝える必要があります!

一人ひとりを尊重し、大切にしたいんだけど?
そんな時は、クラス単位で呼ぶ場合でも、最後に個人の名前をつけることをオススメします。
集団が大きくなればなるほど、『個』に目を向けられなくなってしまう事ってありますからね(汗)
【結論】
人権を尊重し、個を尊重し、保護者の思いを受け止めた上で、一人ひとりの呼び名を考える。
寝かしつけ
寝か躾(しつけ)になっていませんか?
【 寝かしつけ 】
トントントントントントン…
トントントントントントン…
とにかく子どもが寝るまで、ひたすら機会的にトントン
早く寝かしつけしないと、午睡中にやらなければいけない書類が終わらない。
その気持ちは、よく分かる!
でも、あと少し子どもの気持ちに寄り添ってあげてほしい😌
— ひまわり🌻園長(保育士)の本音 (@himawari_hoiku) August 30, 2022
【前提】
一人ひとり眠りにつくタイミングは違う。そもそも寝たくない時もある。
「××時になったら、全員一斉にお昼寝タイム」
- 年齢
- 発達
- 個々のタイミング
これら全てを無視して、全員一律に寝かしつけ開始。
しかも、トントントン・・・が強め!
ドンドンドンドン
「早く寝ろ~ 早く寝てくれ~」
こんな寝かしつけをしていたら、子どもは安心して眠ることなんて出来ませんよね。

色々大変なのは分かるけど、もっと子どもに寄り添わないと!
さらに、早めに起きた子に対して…
「起きたらダメ!もっと寝てなさい」
これって、100%大人(保育士)都合ですよ。

そんなの苦痛だよな!
つまり、物理的に狭いから、子どもには寝ていてもらわないと、保育を出来るスペースがありません。
そんな時は、どうすればいいですか?
※僕の保育園も上記に近い環境です。
子どもが一人起き、さらに泣き始めると、他の子どもも泣き出す!
その辛さ…分かります。
でもだからと言って、大人(保育士)の都合で子どもを無理やり寝かし続けてはいけません。
限られた環境(スペース)の中で、子どもが安心できるように保育をする。
廊下や事務所や園庭や休憩スペースを活用して!
解決策になっていないかもしれませんが…とにかく園長を筆頭に工夫と試行錯誤が必要ですよね。

本当に大変でちゅよね!
感謝
【結論】
寝か躾(しつけ)になっていないかチェック!
年齢・発達・個々のタイミングに合わせて寝かしつけをする。
【第2回】「保育士スキルアップ講座」:まとめ
【第2回・保育士スキルアップ講座】
- ルール
- 呼び方
- 寝かしつけ
上記3つをピックアップしていきます。

その保育園の伝統があるから厄介じゃな!
保育士と園長が、それぞれの考えや思いを尊重し合って、子どもにとってより良い保育を実践していく。

苦労しないんだけどね(汗)

人間関係が良好である必要があるよね!
保育の質…保育の質…って言われるけど・・・人間関係の質が悪ければ、保育の質を考える余裕なんてないよね。園長が理不尽で、先輩が怖いのに、保育の質を上げるために工夫や試行錯誤なんて出来る訳ない。つまり、保育の質を高めないなら、まず園内の人間関係を良くする必要があるよねって話。
— ひまわり園長🌻保育&育児を応援 (@himawari_hoiku) February 16, 2022
「保育士スキルアップ講座」が、あなたの保育園で実践していること、あなたが今まで常識だと思っていたことを客観的に見つめなおすきっかけになれば幸いです。

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