ひまわりっちブログ管理者
園長のひまわりです。
「保育士スキルアップ講座」の第2回では…
- ルール
- 呼び方
- 寝かしつけ
昔ながらのルールで、しかも子どもを呼び捨てにしていて、さらに寝かしつけも強引!
例えば、こんな保育をしているならこの記事が、これからの保育のヒントになるはずです。
子どもの気持ちを大切にしようね!
「保育士スキルアップ講座」
第1回のチェックも忘れずにね!
ルール&呼び方&寝かしつけ「保育士スキルアップ講座」
【第2回・保育士スキルアップ講座】
- ルール
- 呼び方
- 寝かしつけ
上記3つをピックアップしていきます。
ルール
先日、以下のツイートをしました。
【前提】
ルールは大切。
でもそれが子どもの主体性を縛るものではあってはダメ。
集団生活の中では、ルールや約束は必要です。
でもそのルールがあまりにも厳しくなり過ぎていませんか?
- 〇〇したらダメ
- △△を守れないと怒られる
- ××歳はあれもこれも出来なければいけない
大人(保育士)が決めたルール
子どもにだって思いがあるんじゃよ!
ルールや約束を守らないと厳しく怒られる子ども!
ぜんぶ大人都合だよなっ!
まずは、保育園に存在しているルールが、
- 大人都合ではないか
- 時代遅れになっていないか
- 子どもの主体性を無視していないか
これらを見直す必要があります。
あなたの立場上、ルールに手を加えたり、異論を伝えることが難しいなら…
あなた自身が、そのルールに納得できるかどうか!で判断しましょう。
結論
ルールを決めるなら子どもの意見も取り入れつつ、柔軟性と臨機応変さを忘れずに。
呼び方
まさか≪呼び捨て≫なんてしていませんよね?
【前提】
子どもにも人権があることを理解する。さらに一人ひとりを大切にする。
一昔前は…
- 呼び捨て
- 斬新なあだ名
何の疑問も持たず、当たり前に使われている時代がありました。
でも、ダメですよ!
親しみを持って≪呼び捨て≫や≪あだ名≫を使う。
賛否両論あると思うけど、僕の保育園では原則禁止!
- 保護者から「家にいる時と同じ呼び名で呼んでほしい」と言われた場合は、どうすればいいですか?
-
そういったケースは、実際にありますよね。
基本的には、保護者の方の思いを尊重します。
でも、なかには保育者が呼ぶべきではない呼び方を要望されることがあるのも事実・・・
そんな時は、園の方針を伝え、原則は〇〇くん・△△ちゃん・◇◇さんで呼ぶことを丁寧に伝える必要があります!
集団生活の中でも一人ひとりを尊重し、大切にしたいんだけど?
そんな時は、クラス単位で呼ぶ場合でも、最後に個人の名前をつけることをオススメします。
集団が大きくなればなるほど、『個』に目を向けられなくなってしまう事ってありますからね(汗)
結論
人権を尊重し、個を尊重し、保護者の思いを受け止めた上で、一人ひとりの呼び名を考える。
寝かしつけ
寝か躾(しつけ)になっていませんか?
【前提】
一人ひとり眠りにつくタイミングは違う。そもそも寝たくない時もある。
「××時になったら、全員一斉にお昼寝タイム」
- 年齢
- 発達
- 個々のタイミング
これら全てを無視して、全員一律に寝かしつけ開始。
しかも、トントントン・・・が強め!
ドンドンドンドン
「早く寝ろ~ 早く寝てくれ~」
こんな寝かしつけをしていたら、子どもは安心して眠ることなんて出来ませんよね。
書類とか休憩とか
色々大変なのは分かるけど、もっと子どもに寄り添わないと!
さらに、早めに起きた子に対して、
「起きたらダメ!もっと寝てなさい」
これって、100%大人(保育士)都合ですよ。
ムリに寝かしつけされる。
そんなの苦痛だよな!
- 都会の保育園は、マンションの1室や1フロアで保育をしているケースがあります。
つまり、物理的に狭いから、子どもには寝ていてもらわないと、保育を出来るスペースがありません。
そんな時は、どうすればいいですか? -
確かに、上記のような保育園は、ここ数年増加傾向にありますよね。
※僕の保育園も上記に近い環境です。子どもが一人起き、さらに泣き始めると、他の子どもも泣き出す!
その辛さ…分かります。
でもだからと言って、大人(保育士)の都合で子どもを無理やり寝かし続けてはいけません。
限られた環境(スペース)の中で、子どもが安心できるように保育をする。
廊下や事務所や園庭や休憩スペースを活用して!
解決策になっていないかもしれませんが…とにかく園長を筆頭に工夫と試行錯誤が必要ですよね。
保育士さんって本当に大変だよね!
感謝
結論
寝か躾(しつけ)になっていないかチェック!
年齢・発達・個々のタイミングに合わせて寝かしつけをする。
【第2回】「保育士スキルアップ講座」まとめ
【第2回・保育士スキルアップ講座】
- ルール
- 呼び方
- 寝かしつけ
上記3つをピックアップしていきます。
ルールも呼び方も寝かしつけも、その保育園の伝統があるから厄介じゃな!
保育士と園長が、それぞれの考えや思いを尊重し合って、子どもにとってより良い保育を実践していく。
それが出来れば、苦労しないんだけどね(汗)
保育の質を高めたいなら、人間関係が良好である必要があるよね!
「保育士スキルアップ講座」が、あなたの保育園で実践していること、あなたが今まで常識だと思っていたことを客観的に見つめなおすきっかけになれば幸いです。
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